おおせいな繁殖力ゆえの悩み

撮影:203年5月22日

ド ク ダ ミ

ドクダミとはいいえて妙な名前です。たぶん匂いから名づけられたのでしょう。むかしの人はこの匂いを、毒をためているからというので「毒矯め」と呼んでいましたが、それがなまって「ドクダミ」となったそうです。

【ドクダミ】コショウ目ドクダミ科ドクダミ属ドクダミの多年草。

ドクダミの匂いはヘビの匂いだと信じていたころ
  子どものころは“臭い草”の代表でした。家の周辺や道ばた、草むらや畑のすみの半日陰に群れてはえていましたが、ドクダミの群生している場所には足を踏み入れた記憶がありません。理由はさだかではありませんが、あの草のなかにはヘビがひそんでいると長いこと信じていました。隠れんぼ遊びをすときもドクダミのはえている場所には近づかなかったように記憶しています。
 

大人になってから知ったドクダミのもうひとつの顔
  花はきれいです。真っ白の四枚の花びらの中央に黄色いボッチをもっていました。だからといって、クローバのように花を摘んで遊んだ記憶はありません。
  長じて“ドクダミ茶”なるものがあることを知りました。試しに飲んでみると、ドクダミ特有のあのいやな匂いはありません。もちろん様々に加工をしてあるのでしょうが、飲みやすかった記憶があります。それからです、ドクダミを毛嫌いしなくなったのは。


食用? それとも薬用? 
  中国の一部、雲南省や四川省なのどでは葉や茎を野菜として食べているそうです。ベトナムなどでは香草として魚料理にはつきものだそうです。日本ではドクダミ茶いがいにはあまり利用した記憶がありませんが、薬草としては利尿作用や動脈硬化の予防に効果があるいわれています。ドクダミ茶が販売されているのもそのような効果をねらってのことなのでしょう。
 

花のように見える4枚は、じつは花びらではない。中央の黄色い部分が花のかたまりで、実はならない。地下の根を横に広げてふえていく。

なかにはブッロク塀からはみ出してなお花を咲かせる。

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ブッロク塀にへばりつくようにして花をさかせる。