【ヒヨドリバナ】キク目キク科ヒヨドリバナ属ヒヨドリバナの多年草

おもわず見過ごしてしまいそうな目立たない白い花
  貝塚公園の林間をのけ出口に近いあたりで右手の草むらに白いオミナエシに似た花が目にはいりました。近づいて見ると花はオミナエシのように整然と咲いていなくて、まるでもつれた糸のようでした。そうです。秋の七草のひとつフジバカマに似ていました。
  周辺を見まわすとたくさんあるではありませんか。白い花なので気がつかなかっただけです。まだ7月。フジバカマにしては花の時期が早すぎます。とりあえず写真を撮って家に帰り、らゆっくりと調べることにしました。

ヒヨドリが鳴くころに咲く白い小さな糸のもつれたような花
  意外な名前でした。ヒヨドリバナというそうです。ヒヨドリが鳴くころに花が咲くのでこの名がつけられたそうですが、矢切の周辺ではヒヨドリとの関がはよくわかりません。日本全国の陽当たりのいい林の縁などの草むらに咲いているそうですから、目をこらして見てください。
  いまやフジバカマが絶滅危惧種に指定され、だんだん少なくなっていっている現在、ヒヨドリバナは貴重な花にあるかもしれません。フジバカマの葉が3裂するのに対してヒヨドリバナの葉は裂けていません。花の色は白や薄いピンクがかったものもあります。

ひっそりと草むらに沈む白い花

ヒヨドリバナ

最初に見たとき白いオミナエシが咲いていると思いました。次にオトコナエシかしらと思い、近づいてよく見ると、まるでフジバカマのような花でした。でも色が違います。それに咲く時期も違います。家に帰って調べてヒヨドリバナと知りました。

よほど生目をこらして見ないと見落としてしまいそうな花。

撮影:2014年7月26日

撮影:2013年5月14日

ひとつの花から6本前後の糸のような雄しべをのぞかせている。この小さな花が20〜30前後がひとかたまりになっている。さらにそれらが5つ前後かたまって咲く。

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草丈は1mほどになるが回りの草に囲まれて咲く
花はフジバカマに似ているが葉がまったく違う。