日蔭にひっそりと隠れるように咲く花

ホ ト ト ギ ス

不思議な花です。日当たりのあまりよくない藪かげなどに、ひっそれと咲いています。目をこらしてよく見ると

花びらに汚れがついているかのように紫色の斑点がたくさんあります。不気味な模様です。

【ホトトギス】ユリ目ユリ科ホトトギス属ホトトギス。多年草。

名前の由来は鳥のホトトギスの胸の模様からつけられています
  ホトトギスというと鳥のホトトギスをイメージしますが、こちらは植物のホトトギスです。漢字で書くと「杜鵑草」ですが鳥のほうは「不如帰」と書きます。
  鳥のホトトギスとおなじ名前がつけられたのは、花びらの模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているからだといわれています。そうはいいますが、鳥のホトトギスの姿を見ることはそうたくさんはありませんから、似ているといわれてもピンときません。
 
いまは園芸種として人気がありまあすが古来から日本にあった貴重な在来植物のひとつ
  ホトトギスは日本古来の植物だそうです。朝鮮半島から台湾にかけても同様の植物があるそうです。いまや園芸種としても売られていますが、もともとは山野の林の縁や崖のような半日陰に咲いている植物です。草丈は1m前後で、花はそれほど大きくはありません。したがって、あまり目立つ花ではないので花びらにあのような模様があるのでしょうか。
  ホトトギスの葉はルリアゲハ(瑠璃揚羽)の食草です。もし、葉が食い荒らされていたら近くにルリアゲハがいると思われます。

ホトトギスの種類は多様
  黄花ホトトギス、白花ホトトギスなど様々なホトトギスがあります。ふつうホトトギスの花は上向きに咲きますが、なかには釣り鐘形で下向きに咲く種類もあります。

葉は茎に対して交互に出ていた。

撮影:2013年10月30日

短時間しか光を浴びないのに花は元気。

雑木林の半日陰に花を開いてわずかな光と受け止める。

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