ヨモギのあいだから茎を伸ばして花を咲かせる。

イ ヌ ゴ マ

動物の名前のついた植物は数多いがイヌゴマもそのうちのひとつ。たとえばイヌノフグリ、オオイヌノフグリ、イヌタデ、

イヌアワ、イヌガラシ、イヌコウジュ、イヌザンショウなどです。どうしてイヌ・・・・なのでしょう。

【イヌゴマ】目シソ科イヌゴマ属イヌゴマの多年草。別名 チョロギダマシ。

草むらで見つけた小さな紫色の花
  矢切の渡しの乗り場へ向かう小道のわきの草むらに、紫色の小さな花が咲いていました。かきわけて近づいて見ると、春先に花を咲かせるオドリコソウなどに似た花が咲いていました。だだし、よく見ると葉の形が違います。もちろん、季節もまるで違います。とりあえず写真に撮って家に帰ってから調べることにしました。
 
「似て非なるもの」の非(いな)が転じてイヌになる?
  草丈は80cm前後でしょうか。ほかの草花のなかにありましたから、真っ直ぐには伸びていなくて風に吹かれたせいでしょうか、曲がっていました。それでもこの時期に咲いている花としては、イヌゴマしかありませんでした。
  いわれを見ると実がゴマに似ているという説明でしたが、その確認はできませんでした。少なくとも花の形や種のできかたをみるとゴマとは似てもにつきません。そこで“イヌ”がついたのだという説明がありました、イヌノフグリだとかイヌザンショウなど“イヌ”のつく植物をみても犬との関係はなさそうに思えます。
  そこで色々と調べていたら、“イヌ”は「似て非なるもの」の非(いな)の転化したものという説明がありました。そういわれてみると、なんとなく納得できます。

ふるくから日本にあった“在来種”です。湿り気のある日当たりのいい土地にあるそうです。矢切ではたまたま大きな群をなしていませんでしたが、群れて咲くと見事です。

どうしてこれがイヌ〜なの?

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撮影:2013年7月7日

こういう形をした花を“唇形花”といいます。上唇が1枚、下唇は3裂です。

花は下から順に咲いてくる。もうすぐ花が終わりの時期を迎える。さて、どんな実ができるのか?

撮影:2013年3月19日