【カキドオシ】シソ目シソ科カキドオシ属カキドオシの多年草。

 小さな唇形の薄紫色のかわいい花
 公園を歩いていたら小さな薄紫色の花が目にとまりました。春先に咲くホトケノザやオドリコソウの花のようにシソ科植物特有の「唇形」の花です。家に帰って調べてみるとカキドオシでした。さっそくカメラをもって撮影にでかけました。小さな花なのでなかなかうまく撮れません。


  垣根を突き抜けて隣地から侵入してくる植物
  植物図鑑に、葉を手でもんで匂いをかぐと強い香りがあると書いてあったので、もういちど出かけていきました。「垣通し」と呼ばれるぐらいだから、そのへんですぐに見つかるだろうと生け垣のある家を見ながら行きましたが、あんがいとありませんでした。たぶん雑草として抜き去られるのでしょう。結局、公園まで行きました。で、葉を手にして、もんで匂いをかいでみましたが、図鑑に書いたあるほど強い匂いはありませんでした。シソの匂いに似ていなくもありません。

 日本古来のハーブティーとして珍重されているという
  日本ではふるくからゲンノウショウコとならんで民間薬として利用されていたようです。いまでも長野県あたりでは「カキドオシ茶」として販売されています。糖尿病や腎臓病の予防にいいといわれています。
 

漢字で書くと「垣通し」の名のとおり、垣根を通して隣地から侵入してくるというのでこの名がついたといわれています。たしかにツル性で、地を這うように伸びて広がるのでやっかいな草だ。

カキドオシ

先端がつる状に伸びて、地につくと根を伸ばして次々と広がったいきます。しかし、木などに巻きついてふえることはありません。

撮影:2013年3月28日

撮影:2014年5月3日

実のように見えるこのなかに“たまばえ類”の幼虫がいる。

花びらの上側を「上唇」(じょうしん)、下側を「下唇」(かしん)と呼びます。独特の模様がついている。

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さいげんなく広がるやっかいな植物