葉にはギザギザがあり、葉脈もくっきりとしている。

キンミズヒキ

キンミズヒキはミズヒキの仲間かと思われがちですが、まったくの別種です。キンミズヒキはバラ科、ミズヒキはタデ科です。どうしてこうも、まぎらわしい名前をつけられたのでしょう。

【キンミズヒキ】バラ目バラ科キンミズヒキ属キンミズヒキ。多年草。

なにげなく草むらに咲く小さな黄色い花
  夏から秋にかけて日当たりのいい野原や道ばた、庭、花壇や畑の脇などに咲きます。1本の茎から複数に枝分かれし、それぞれの枝の先端部に穂状に花穂をつけ、小さな黄色い5弁花を下から順に咲かせます。
  日本では北海道から九州まで見かけることができます。ほかには朝鮮、中国、台湾などの東アジア、インドやネパールなど広い範囲で見かけられます。
 
可憐な花も咲き終わると嫌われものに変身
  草丈は80cm〜100p前後になります。このかわいい可憐な花を咲かせる植物も、花が咲き終わると子孫を残すために知恵をしぼります。果実の先端に先の曲がった棘があり、この棘で近くを通る動物や人の体にくっつき、運ばれて別の場所で繁殖します。足をもたない植物の移動方法です。
  名前の由来は花穂が水引に似ているからと言われているようですが、あまりはっきりとはしません。赤白の小花をつけるミズヒキという植物がありますが、科も属も違いますし、姿形も違います。似ているところといえば、どちらも「ひっつき虫」の別名をもつところでしょうか。

撮影:2013年9月13日

下から順に種ができてくる。種を包む小さな棘が無数にでき、その先端は小さなカギ状に曲がる。そのカギで動物や人の体にくっつくので別名「くっつき虫」の異名をもつ。

どうしてこれが金水引なの?

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ひとつの株から何本もの茎が枝分かれして、それぞれの茎に小さな黄色い5弁花を穂状にける。

花は下から順に咲いてくる。もうすぐ花が終わりの時期を迎える。左側は花が終わり実に変わりはじめている。

撮影:2013年3月19日