マツヨイグサ属の中では葉にギザギザがあるのが特徴。

【コマツヨイグサ】フトモモ目アカバナ科マツヨイグサ属コマツヨイグサの越年草。
  1910年に日本で発見されました。明治43年のことです。原産地は北アメリカだそうですから、明治時代にいったい誰が持ち込んだのでしょうか。いまは日本全国にはえていて、日本に昔からあった植物を滅ぼすことから要注意外来植物に指定されています。
  繁殖力が強く砂地のような多少の荒れ地にでも生きられることから、地方によってはとても嫌われています。鳥取県の砂丘地帯では砂地にどんどん広がることから駆除されているそうです。
  マツヨイグサの仲間のうかではいちばん小さく、茎を伸ばしなが広がっていきます。写真のコマツヨイグサはご覧のように江戸川の堤防のコンクリート部分に咲いていますが、冬でもこうして次々と花を咲かせています。昼のあいだに暖められるコンクリートの熱を利用して寒さをしのいでいるのです。
  温室栽培ができるようになるまえ、静岡県久能山の石垣イチゴが有名でしたが、この栽培方法は人間が考え出したもので、昼間に石垣が暖まることを知って利用したものです。しかし、コマツヨウイグサは自然にその原理を知ってこの場所に定着したのでしょう。

コマツヨイグサ

マツヨイグサの仲間の花のなかでは、いちばん小さい花なのでこの名がついたそうです。漢字で書くと“小待宵草”です。もともとは日本原産の花ではなく北アメリカからやって来ました。

撮影:2014年11月15日

コンクリートから熱をもらい冬でも花を咲かせられる。

寒い冬を生き延びるけなげな花
    

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寒さのせいか花は八重のように見えるが4弁花。

咲き終わると赤くなりやがて種をつける。