土も水も少ない橋の上で増えている。

ベンケイソウ科特有の増え方

コモチマンネングサ

まさか宇宙からやって来た植物というわけではないだろうが、葉っぱのつけ根に小さな葉をだして、その葉がぽとりと落ちて根を出して増えていくのです。「コモチ〜」はそこからきています。

【コモチマンネングサ】バラ目ベンケイソウ科マンネングサ属コモチマンネングサ。

思わず足を止めさせた黄色い花
  数日前から気になっていたので自転車を止めて近づいて見たのがこの写真です。よく見ると不思議なかたちをした花です。5枚の花びらの下に少し大きめの5枚の花びらがあって、さらにその下に5枚の花びらがあるように見えました。
 葉は多肉質でつけ根にムカゴとよばれる小葉があって、これがポロリと落ちて次の年に芽を出して育つのだそうです。遺伝子がどうの、親の形質がどうのたは関係ないようです。いってみればこの花はクローンですね。親と同じ形質のものが次からつぎに増えていくようです。

コンクリートの上でも生きることができる
  この写真を撮ったのは矢切の渡しに向かう橋の上でしたが、それほど土もないコンクリートの割れ目のような場所にはえていました。多肉質の葉なので、それほど水がなくても大丈夫なのでしょうか。
  多肉質といえばこんな話があります。畑にはえていたコモチマンネンソウを抜いて一か所に積んでおいたところ、やがて何日かしたころに見たら新しい芽がでてきとといいます。そのくらいバイタリティーのある植物のようです。

同じ遺伝子をもつクローン誕生は植物が先駆者
  でも考えてみたら自然界って不思議ですよね。とりわけ植物の世界ではすでにクローンが存在しているのですから。たとえば挿し木などがそうです。親と同じ形質をもった個体がいっぱい存在しているのですから、考えてたら不思議です。


どれが花びらでどれが顎か分からない不思議な花。
この肉厚な葉っぱが生命力の秘訣。葉のつけ根に見える小葉がムカゴと呼ばれるクローンになる部分。

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