【ノヂシャ】マツムシソウ目オミナエシ科ニヂシャ属ソヂシャの1〜2年草。
  ノヂシャはヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。輸入用の穀物などの種のなかに混ざってはいってきたもと思われます。もう一方の説では、江戸時代に長崎の出島に持ち込んで食用として栽培されていたものが野生化したとも言われています。
  フランスではマーシュと呼ばれているそうです。英語では、子羊が好んで食べることからラムズレタス、あるいはトウモロコシ畑のふちなどにはえることからコーンサラダとも呼ばれているとか。いずれにしてもいまや嫌われ者の雑草のようです。
  グリム童話のなかに『ラプンツェル』という物語がありますが、これが日本語では『ノヂシャ』と訳されています。詳しいストーリーはお読みいただくとして、初版本では「夜な夜な王女が王子を部屋に招き入れて関係を重ねるうちに妊娠してしまった」というところから物語が展開されますが、版を重ねるごとに書き直されて性的描写が少なくなっていきます。
  それはいいとして、なぜタイトルがラプンツェルかというと、二説あって、妊娠した妻が魔女の館の庭にあるラプンツェルが食べたいとうので夫が盗みにはいったとう話と、生まれた子にラプンツェルと名づけたというストーリーとがあります。いずれにしても物語のタイトルになるぐらいですから、ヨーロッパの人たちはむかしからラプンツェルを好んで食べていたのでしょう。
  日本ではただの雑草として扱われていますが、いちどサラダにしてめしあがってみてください。きっと美味しいに違いありません。
 

ノヂシャ

どっこい生きてる。このくらい群れて咲いていると思わず足を止めってしまうほどみごとです。しかも、いっせいに綿毛をつけるころになると圧倒されてしまいます。万歳雑草。雑草、万歳。雑草だって生きている。

ヨーロッパではれっきとした野菜

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