花のあいだには黄色い丸い玉がついている。この玉が虫を呼び寄せる役目をもっている

ソ ク ズ

白く小さな目立たない花の知恵でしょか、小花のあいだに黄色い丸い実のようなものを散りばめています。腺体

と呼ばれるもので、早い話が蜜壺です。虫たちを呼び寄せるための進化した道具です。

【ソクズ】マツムシソウ目スイカズラ科ニワトコ属スクズ。多年草。別名 クサニワトコ。

小さな目立たない白いはな知恵
  矢切の傾斜林に白い花が咲いた植物が目につきました。近づいてよく見ると直径3ミリにたりない蝋細工のような5弁花が群れていました。不思議だったのは白い小花のあいだに黄色い丸い玉のようなものが、ところどころにあることです。
  よく見ると、黄色い玉の中央には窪みがあります。小さなアリがその窪みの中に頭を突っ込んでなにかしています。あとで調べてみたら、花には蜜がなく、この黄色い丸い玉の中に蜜があるのだそうです。これを蜜腺体と呼ぶそうです。
 
蝋細工のようなのっぺりとした花は虫媒花
  草丈は1mから1.5mになるようです。そのわりに花が小さいこと。それも蝋細工のようで色も白です。5弁花の5つの花びらにそうようにあるのが雄しべのようです。その中央に少し盛り上がって見えるのが雌しべのようです。
  蝋細工のような花には蜜はありません。それでも虫媒花です。それは蜜腺体をところどころに配置したいるから花粉を運んでもらうことができるのでしょう。

撮影:2013年7月22日

緑のなかの白い小花の群

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高い茎の先端に白い小花がたくさん咲いていた。

葉は7枚(たまに5枚もある)の小葉がきちんと並んでいる。

撮影:2013年3月19日