撮影:2014年4月19日

アヤメの仲間。先端から順に蕾を開かせて咲く。

道の下にひっそりと咲く白い花

シャガ

半日陰の少し湿っぽい土地に群れて咲くアヤメに似た花。矢切ではむかし湧水があったといわれる斜面林のいっかに

群れて咲いている。矢切の台地から矢切畑に下りる坂道の両側にある。

【シャガ】キジカクシ目アヤメ科アヤメ属シャガ、多年草。

道ばたに咲いていても見向きもされないじみな花
  矢切でシャガが咲いている場所は道ばたの半日陰の斜面ですが、おなじところにハナニラが白い花を咲かせているので、それに埋没するかのようにあって道行く人にはあまりふり向かれません。しかし、立ち止まって花に近づいてよく見るとじつにきれいな模様であることに気づきます。
 
いまや絶滅危惧種に指定されている貴重な花
  シャガは帰化植物といわれています。原産地は中国でかなり古い時代に日本にはってきました。いまでは日本にむかしからあった花のように思われています。
  この植物は三倍体(三組の染色体)なので種子ができません。したがって地下茎を伸ばしてふえていきます。したがって種をもつ植物のようにあちこちに広がることはありません。地続きというか、根っこつながりでふえていきます。それだけに絶滅するのもアッというまです。矢切のシャガがどのくらいもつものかこれからも見続けていきたいと思います。

道の下の斜面にひとかたまりになって咲いていた。

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近づいてよく見ると可憐な模様がある。雌しべが目立ち、雄しべはあまり目立たない。

撮影:2013年3月19日