撮影:2013年10月10日

シャクチリソバ

矢切の傾斜林に蕎麦(ソバ)の花に似た白い花が咲いていた。家に帰って調べてみるとシャクチリソバだと

分かった。ソバはソバでも食用には適さない。独特のえぐ味があります。

【シャクチリソバ】タデ目タデ科ソバ属シャクチリソバ。多年草。

ソバのようでソバではないやっかいな外来植物
  インドのカシミールの高地地帯が原産だといわれています。いまもインドやブータン、ネパールや雲南地方に自生しているといいます。
  日本には明治時代に薬種として持ち込まれ、東大属植物園で栽培されたているそうです。その後、園外に飛散した種子が繁殖して日本の各地に広がっていきました。帰化植物として路傍や河川敷などに自生しています。
  この植物のやっかいなところはアレロパシーという物質を持っていて、ほかの植物を枯らしてしまうところにあります。北海道では「北海道の外来種リスト」にシャクチリソバを挙げています。漢字で書くと赤地利蕎麦です。

嫌われ者のシャクチリソバを使ったソバを食べることができる
  薬用として日本にはいってきた当初は、種にはえぐ味が強く、ソバのように食用にすることはできませんでしたが、若葉は食用にできたことから「野菜ソバ」の名で宣伝されたこともありました。
  島根県大田市のソバ屋さんではシャクチリソバの栽培をし、葉っぱをペースト状にして練り込んだソバを「さんべ高原 しゃくちしそば」の名で製品化しているそうです。血圧を下げる効果のあるルチンを多く含み、インフルエンザウイルスの感染や増殖を抑える作用があることから健康ソバとして売り出されています。地下に黄赤色の根茎を残し越冬するために、シュッコンソバ(宿根蕎麦)の名称もあります。

白くて小さな花だがよく見るとかわいい5弁の花。

葉に特徴があり三角形あるいはハート型に見える。

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弱々しそうな細長い茎の先端に花がかたまって咲く。

 半日陰を好んで繁茂する

撮影:2013年3月19日