トキワハゼ

畑のすみに、ひっそりと群れる小さなが目にとまりました。立ち止まって近づいて見ると唇型の淡いブルーの花でした。ほかの草花が枯れたころ、ようやく「ここにもいるぞ」とばかりに咲いていました。トキワハゼという名前もちゃんともっています。

撮影:2015年10月14日

畑のすみに咲いた可憐な花

【トキワハゼ】シソ目ハエドクソウ科サギゴケ属トキワハゼ、一年草。

“どっこい生きてるぞ”と自己主張をしているトキワハゼ
  なんども行き来する道沿いの畑のすみに小さな花を見つけました。最初は白い花だとおもいましたが近づいてよくみると淡いブルーをしていて、花の中央に黄色い模様がついていました。
  花が小さいので地べたに這いづくばるようにして見ないと、淡いブルーの色も黄色い模様にも気づかなかったでしょう。こんな小さな花でも、ちゃんと装いをして自己主張をしているのです。

生きる知恵をせいいっぱい働かせて咲き続ける花
  トキワハゼという高貴そうな名前は、葉がほぼ一年中あり(つまり常葉)実が爆(は)ぜることからついたそうです。花は春から秋にかけて咲きます。どうしてこんなに長い期間にわたって花が咲くのかというと、小さい植物なのでほかの草花が伸びる前に花を咲かせ、実をみのらせたいからではないでしょうか。秋も遅くなってから咲くのは、周囲の草花が枯れるころをねらって花をつけないといけないからでしょう。
  小さいながらも、ちゃんと考えた生活をしている花なのです。おそらく小さい植物は、みんなおなじような生き方をしているのかもしれません。

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花は茎を伸ばしてその先端に咲く。
少し寒さ負けしているが、葉っぱはほぼ周年いきている。

道と畑を区別するために置かれた丸太の脇に咲く。