【ウラシマソウ】オモダカ目サトイモ科テンナンショウ属ウラシマソウ  宿根性の多年草

花ではない紫色の包(ほう)に包まれた不思議なサトイモ科の植物
  ミズバショウやザゼンソウなどと同じように仏炎包(ぶつえんほう)を花と見間違えるが、花はこの中にあってふだん外側からは見えません。おなじような花にマムシグサがありますが、こちらはウラシマソウより草丈がたかいので区別できます。
 草丈は30cm前後で、林間の半日蔭から陽当たりのいい場所にひっそりと咲いているうえに、鳥足状の葉のしたに仏炎包、いわゆる花があるので意外と気づきません。秋になるとブドウの房状の実をつけるので目につきます。はじめは緑色ですが赤く熟れるといやでも目に飛び込んでくるでしょう。
  ※仏炎包:「ぶつえんほう」と読みます。仏像の背後にある炎のような後背に似ていることからついた。

誰が名づけたのか浦島太郎に名をいただいてウラシマソウ・・・・・
  ウラシマソウという名前は包から突き出した細長いひも状のものを浦島太郎の釣り竿の釣り糸に見立てて名前がつけられたといいます。
  しかし、このひも状のものがどんな働きをするのかは分かりません。まさか意味もなく伸びているとは思えないので想像するに、夜中にするすると伸びて空気中のなにかを捕まえているのかもしれませんし、アンテナのような役目をもっているのかも分かりません。いずれにしても不思議な植物です。

ウラシマソウ

どうしてこんな花を咲かせるのか? どうして花からひも状のものを突き出しているのか? この不思議な花はひょっとしたら宇宙から地球にやって来たのではないだろうか? そう思ってしまうほど不気味な花。

ひかくてき陽当たりのいい林間に群れて生えているウラシマソウ。花の咲いている株と咲かない株とがある。この植物は性転換をするそうだ。

撮影:2015年4月23日

このひも状の突き出したものが名前の由来だそうだ。
葉は1枚で小葉が鳥の足のようにひろがっている。

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なんとも花らしくない花

花は葉の下に隠れるように咲いている。

葉のでる茎と花の茎とが別々に伸びる。