花弁は5つ。雌しべのまわりを雄しべがかこんでいた。

庭の片隅にひっそりと咲く花

ヤ ツ デ

そういえば子どものころに見た天狗様の絵ではヤツデの葉を持っていたような気がするが、あれは自分の

思いこみだろうか、天狗様になったつもりでヤツデの葉を持って遊んでいたのだろうか。

【ヤツデ】セリ目ウコギ科ヤツデ属ヤツデ。常緑低木。

トイレの神様ならぬトイレの殺虫剤ように庭の片隅に植えられた?
  庭木として植えられているところを見ることが多いので野生に存在しているとは思われませんが、関東以西では林間でふだんに見かけることができます。
  なぜ庭木に使われているかは定かではありませんが、周年緑を保っているからではないでしょうか? また一説には葉などにウジ虫を殺す成分が含まれていることから、トイレの殺虫剤として重宝されたのではないかともいわれています。
 
むかしのように開放的な家では周年緑の大きな葉のヤツデは重宝された
 ヤツデを漢字で書くと「八つ手」ですが、実際は八つに分かれているのはまれで、たいていは九つ、あるいは七つであることが多いようです。
  常緑樹でしかも葉が大きなことから目隠しとして道行く人に家の中を見られないように庭に植えられることが多かったようです。最近の家は箱形ですから、ことさら植木を目隠しにする必要もありませんが、むかしの家は縁側があり、どちらかといえば開放的だったからヤツデのような常緑樹は重宝されたのでしょう。

撮影:2013年11月11日

ひとかたまりに小さな花が玉状に咲いていた。

八つ手の葉は奇数に分かれる。このヤツデは9つに分かれる。

10〜11月ごろに気。

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