オドリコソウ

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ホトケノザ

春の七草は。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7つ。ただし、この中のホトケノザは正式名はコオニタビラコのことです。タビラコとも呼んでいます。

この花を引き抜いて密を吸った子どものころが懐かしく思い出されます。

これがオニタビラコです。春の七草のなかのホトケノザです。(wikipediaより借りました)

やはりコンクリートの土留めを風除けにして花を咲かせています。

ロゼット状ではありませんが、地に這うように葉をのばしています。

【ホトケノザ】シソ目シソ科オドリコソウ属ホトケノザの越年草または一年草。
  日本では北海道以南に生育し、田畑や畔などでよく目にする雑草です。雑草という植物はこの世にありませんが、いわゆる野菜づくりなどには“じゃまな草”です。
  勢いよく成長するとおよそ30cmにもなります。茎の断面は正方形です。葉にはトゲがあります。そんなところでも嫌われるのでしょう。花は“おちょぼ口”状です。
 ※おちょぼ口=小さくつぼめた唇のことで、江戸時代の揚屋や茶屋にいて芸妓の手伝いをした13〜14歳
  の女の子のこと。この子たちの唇が小さく描いてあったことから「おちょぼ口」と呼ぶようになりました。

【別名と名の似た植物あれこれ】
 別名をサンガイグサとも言います。 茎から出た葉が三段になっていることからのようです。花のところまで入れると実際には四段あります。
  春の七草のホトケノザはこの花ではなくタビラコ(オニタビラコ)とう別の種類です。なぜこんな間違いが起こったのか正確なところは分かりませんが、私が思うに花の下の台座にあたる部分が仏さんの台座に使われている蓮華(れんげ)に似ているからではないでしょうか?
  なお、よく似た花にオドリコソウあるいはヒメオドリコソウがありますが、こちらは花が蓮華座にのったような咲き方はしていません。

【なぜ筒状の花なの?】
  ホトケノザは利口だなと思ってしまいました。人間は花びらを引き抜いて密をすいますが、虫たちはそうではありません。
 たとえばミツバチは花にもぐり込むようにしないと密が吸えません。つまり、それだけ花粉が体にくっつきやすいわけです。こうしてミツバチにくっついた花粉は、より遠くへ、より確実に運ばれるというわけです。

【子どもたちの遊び】
  甘い食べ物がなかなか手にはいらなかった時代の話です。春になると子どもたちは遊びながら、この花を萼(がく)の部分から引き抜いて、抜いた部分を口にくわえてチューチューと吸ったものです。すると、かすかに甘かった想い出があります。
 ※萼(がく)=柿を食べるときにある“へた”がそうです。これは花びらを支えていた蓮華座です。