撮影:2010年12月19日

撮影:2010年12月19日

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  ナンテンはメギ科ナンテン属の常緑低木といわれる。メギ科などという分類にされると、なにがなんだか分からなくなるので、ナンテンはナンテンでいい。
  古くからあるので日本古来の植物のように思われているが、原産地は中国で園芸種として日本にはいってきてから野生化して自生している、という解説があるが、もう在来種といってもいいのではないだろうか。
  漢字で書くと「南天」なので「難」を「転じる」と語呂合わせをして縁起のいい植物として植えられているケースが目につく。これに福寿草をセットに植えた家もときどき目にするが、ここまで縁起をかつがなくても………。
  ナンテンには赤い実と白い実がある。どちらかというと赤い実のほうを目にすることが多い。これまだ何気なく見てきたが、ナンテンの時は小鳥たちにとっては最後のお助け実のような気がする。冬、あらゆるものが雪におおわれると、小鳥たちは木の実を食べて飢えをしのぐが、そんなときでも最後まで残るのがナンテンなのではないだろうか。この次の冬には注意して見よう。

撮影:2012年6月3日

田舎ではどこの家に行ってもナンテンが植えてあったような気がする。冬になると真っ白な雪の中に真っ赤な実が色鮮やかだった記憶がある。子ども心に、どうして食べられもしないのに植えてあるんだろうと思ったものだ。

ナンテン