南向きの斜面の群れて咲く。

コンクリートの土留めを風除けにして花を咲かせる。

寒い風をさけるてめに地べたに張りついて春を待つ。

よく見ると意外とかわいい。

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ナ ズ ナ

春の七草のひとつ。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロのはかのひとつ。若苗を食用にした。冬季の貴重な食糧だった。だが、いまは畑のおじゃまむし。ただの雑草あつかい。

【ナズナ】フウチョウソウ目アブラナ科ナズナ属ナズナの越年草。
  麦栽培の歴史とともに伝来したと考えられています。よって史前帰化植物と考えられています。高さ20〜40cmで、花期は2月から6月ごろです。あまりアップで見たことはありませんが、近づいて見ると思いのほか、かわいい花です。
  寒い冬のあいだはロゼット状といって、タンポポなどとおなじように、地べたに張りつくようにして寒さをしのぎます。この写真のように北風を避けられる場所ではロゼット状ではなく、ちゃんと葉を広げて光合成をしながら花を咲かせています。あるいは北風にあたらないコンクリートの土留めあたりでも花を咲かせているのを見ることができます。
  秋に種子がはじけて辺りに散り落ちるとすぐに発芽して冬を越します。最初はロゼット状ですが、暖かくなってくると地上から立ち上がるように葉を広げて伸びてきます。

【ナズナの別名】
  ぺんぺん草、三味線草などともよばれています。ぺんぺん草は、種の部分を茎から離れない程度に裂いて、茎をふると「ペンペン」と音がすることから名づけられています。むかしは子どもたちの遊びとして親しまれました。三味線草という名は種子の形が三味線のバチの形に似ているからです。

【ことわざ】
「ぺんぺん草も生えない」という言葉がありますが、これは荒れ果てた土地という意味です。これが転じて、なにも残らないこと、一切合切なくなること、のような意味で使われます。「○○さんが通ったあとには、ぺんぺん草も生えない」などといったような使われ方です。