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タマスダレ

【自然毒のリスクプロファイル】(高等植物)            (厚生労働省)
  アジサイ・・・・・・・・・・・・・古くから、青酸配糖体を含むと言われているが、定かではない    
 アマチャ・・・・・・・・・・・・・・甘茶の葉でシアン化合物が検出されるとの報告がある
 イヌサフラン・・・・・・・・・・・アルカロイド(コルヒチン)。葉がギョウジャニンニクに似ている。
 カロライナジャスミン・・・・アルカロイド。お茶にして飲む誤飲。
 グロリオサ・・・・・・・・・・・・全草に有毒アルカロイドのコルヒチンを含有している。
 クワズイモ・・・・・・・・・・・・根茎を食べて中毒、汁液が皮膚につくと、かぶれることがある。
 コバイケソウ・・・・・・・・・・全草に有毒アルカロイドを含有し、加熱しても毒は消えない。
 ジギタリス・・・・・・・・・・・・苦い味。誤食すると、胃腸障害等、重症になると心臓機能が停止。
 ジャガイモ・・・・・・・・・・・・芽の付け根の硬くなった部分にはソラニンを多く含む。
 スイセン・・・・・・・・・・・・・鱗茎にアルカロイド(リコリン 、タゼチン等)。他にシュウ酸カルシウム。
 タマスダレ・・・・・・・・・・・葉をニラと、鱗茎をノビルと間違えて食べて中毒を起こす例が報告。
 チョウセンアサガオ・・・・アルカロイド(l-ヒオスチアミン、アトロピン、スコポラミンなど)
 テンナンショウ類・・・・・・サポニン、シュウ酸カルシウム。赤い実を子どもが誤食。
 ドクゼリ・・・・・・・・・・・・・全草に猛毒のポリイン化合物(シクトキシン)を含有していてる。
 ドクニンジン・・・・・・・・・果実に毒成分が多い。札幌で山菜と間違えて食べたケースがある。
 トリカブト類・・・・・・・・・・全草に有毒アコニチンを含有。春にニリンソウなどと間違って誤食。
 ベンケイソウ・・・・・・・・全草に有毒アルカロイドを含有。死亡する危険もある。
 ハシリドコロ・・・・・・・・・ほろ苦く、美味。嘔吐やけいれん、昏睡などの中毒症状を発症する。
 ブルグマンシア・・・・・・全草に有毒のアルカロイドを含む。アサガオとも呼ばれる草本。
 ベニバナインゲン・・・・種子を食用にするがよく加熱しないで食べると吐き気、嘔吐、下痢など。
 ユウガオ・・・・・・・・・・・まれにククルビタシン含量の高いユウガオによる食中毒が報告されている。


 ヨウシャヤマゴボウ・・アルカロイド(フィトラクシン)、硝酸カリウム。ヤマゴボウと間違う。

きれいな花には棘があるといいますが、可憐な可愛い花には毒がある、とでも言えばいいのでしょうか。まちがっても食べたりしないようにしましょう。

撮影:2012年9月30日

【タマスダレ】ユリ目ヒガンバナ科タマスダレ属の多年草。ペルー原産の球根草。
 漢字では「玉簾」と書く。英語では、雨のあとにいっせいに咲くことから「レインリリー」ともいう。
 私はこの花をポピー(ヒナゲシ)同様、「逃亡花」の仲間に加えている。もともとは園芸種だったものが、花壇から逃亡して野生化しているからだ。
 厚生労働省は、自然毒のリスクプロファイルの中に加えている。全草が有毒だが、鱗茎に特に毒成分が多い。葉がニラやノビルに似ているので近くの植えないほうがいい。吐き気、嘔吐、けいれん、などを起こすことがある。
  ところで、和名がなぜ玉簾なのかはよく分からないが、なんでも花を玉にみたて、葉を簾にみたてという説が一般的のようだが、ほかのいわれがあるような気がする。気がついた方、ご一報ください。