1937年(昭和12年)に千葉県で初めて確認されたという帰化植物。農作物、とくにマメ科の農作物に被害を与えることがあり、外来生物法で要注意外来生物に指定されている。種子は宿主の根のそばでないと発芽しない。発芽した種子が定着可能な範囲は根から5mm前後といわれ、発芽できなかった種子は土中で何年でも生き延び発芽の機会を待つ。

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アカツメクサの真ん中に堂々と立っていた。

【ヤセウツボ】ハマウツボ科ハマウツボ属の寄生植物。地中海沿岸に自生する。いつ日本にはいってきたのか知らないが、地球上の植物のなかで葉緑素をもたない草花の代表といってもいい。丈は15cmから50cm。けっこう大きくなる。いわゆる葉っぱをもたない。
  つまり、光合成をしないから、太陽の光がなくても成長できるのだ。とはいえ、周囲に草花がなくても生きられるかといったら、それはわからない。なぜ光合成をしなくても生きられるかといえば、マメ科植物などに寄生して、栄養素を横取りしながら大きくなる。しだがって色はグリーンでなくていい。全体が茶色っぽい色をしている。
  撮影したところはアカツメクサが群生している江戸川の堤防だったが、この堤防も10年ほど前につくられたところなので、そのときに紛れ込んだのだろう。
  一応、姿形は花だが、およそ花らしくない。ひょっとしたら宇宙からの先遣隊なのかもしれない。目を離さずに観察を続けることにしよう。

ひょっとしたら宇宙からやって来たのかもしれない。太陽の光がなくても生きられる。葉緑素をもたない植物なのだ。それでも生きていけるとは………。

ヤセウツボ