必死で求愛ダンスを踊る男ヒバリ

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2012年最初のヒバリ

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タラタラッタラッタ雲雀のダンス    

どんな上手に踊っても、振り向いてもらえなければ、地団駄に見えてきます。

雄たちの激しい闘い

 スズメ目ヒバリ科の鳥。日本のほかにアメリカやヨーロッパなどにもいるようです。姿はスズメというよりホオジロなどに似ていますが、頭の毛が逆立つところが違うようです。冠羽(かんう)というそですが、興奮すると立ちます。食性は雑食性で地上を這いずりまわるようにして植物の種や昆虫類、クモなどを食べているようです。繁殖が近づいてくると、雄たちは雌を獲得して縄張り宣言をします。ときには雄同士で激しいバトルもするようです。(右の写真)
  いっけん長閑なさえずりも、雲雀にとって必死の叫びなのかもしれません。上空でのさえずりは、「おれがここにいるんだぞ」という縄張り宣言だし、「おれはここで家庭をもったんだぞ」という叫びなのかもしません。
  上空で縄張り宣言をしておいてから、嫁探しをする雲雀もいるようです。その場合には絵のようにタップをふむような感じでダンスを踊りながら鳴きます。地上で求愛のダンスを踊りながら鳴く声は、気のせいでしょうか必死の感じをうけます。人も鳥も一緒なんですね。ああ、ここは柴又に近いだけに『男はつらい』のです。
 ところで、雲雀ほど人に親しまれている鳥はいないのではないでしょうか。たとえば雲雀をシンボルとする自治体は、40以上あります。いまは昔の話になりつつありますが、かつて美空ひばりという歌手がいました。そのほかに、保育園、幼稚園、老人ホーム、福祉施設、喫茶店はもちろん美容院、病院、レストラン、食堂、旅館、民宿など、ありとあらゆる職にわたって“ヒバリ”の名を使われています。


沖縄 竹富島の昔話『スズメとヒバリ』

 スズメとヒバリは兄弟で、兄がスズメ、弟がヒバリであった。
 神様が、若がえり薬をやるから人間の体に塗りつけて来い、とヒバリに命じて薬をさずけました。ヒバリは薬を持って人間のところへ行く途中、ある畑に赤く実ったイチゴがあったので、大事なお薬を道端に置きイチゴの実を食べに行きました。すると、どこからかハブが出て来て、大事な若がえり薬を体いっぱい塗り付けて逃げて行きました。
 ヒバリはおいしいイチゴを腹いっぱい食べ、大事な薬のところまで急いで帰ってみると、ビンいっぱいあった薬が何もありません。ヒバリは大変心配して神様にお許しを願いました。しかし、神様は大変おこって罰としてヒバリの足を3日間、縄で強くしばりました。それからヒバリの足は小さくなったそうです。
 その後、兄のスズメが神様の所に少し残っていた若がえりの薬を人間の手の先、足の先、頭につけて来いと言われました。神様の教えを守って人間の頭と手足の先に塗ったので、人間のその部分は切っても切っても良く伸び、いつも若々しくしているそうです。
 スズメは道草を喰う事なく神様のお使いを守ったので、神様が賞品として白い手拭いを下さいました。スズメは大変喜んで首につけたので、スズメの首がそこだけ白くなっているそうです。
 スズメは神様にかわいがられ神様の家の軒下に住む鳥となり、瓦屋根の鳥と言う事から「カーラヤーヌトイナ」と言ったそうです。ヒバリは野の鳥となり、蛇は1年ごとに若がえるために脱皮するそうです。







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