神奈川県横須賀市
 富士山=ふじさん  183m
 

茨城県石岡市
 富士山=ふじやま  152m

千葉県松戸市
 小山 極相林     20m


栃木県日光市今市
 富士山=ふじやま  427m



【駒込富士】 文京区本駒込5丁目
 富士山信仰にもとづき富士の山の溶岩を持ち帰って積み上げて富士山を模した小さな山。この富士塚には二種類あって、ひとつは先に言った富士の御山の石を持ち帰って積み上げたもの。もうひとつは古代の墳墓を利用して塚にしたもの。
 駒込富士には町火消しによって組織された我が国で最も古い冨士講のひとつがあるといわれる。また、縁起のいい初夢に「一富士、二鷹、三茄子」という言葉があるが、この言葉は駒込富士講にちなむという説がある。
 かつて江戸時代には「本郷もかねやすまでは江戸のうち」といわれていて、いまの東京大学のある辺りは江戸の外と考えられていた。駒込富士はさらに本郷から外側に離れている。それでも周辺には鷹匠屋敷があり、茄子の一大産地でもあったことから、駒込まで出かけて富士に登ると縁起がいいというので「一富士………三茄子」の故事がうまれたそうだ。
 また一方、これは仇討ちの隠語だというこじつけまでうまれた。「富士」は曾我兄弟の富士の裾野での仇討ち、「鷹」は忠臣蔵の浅野内匠頭長矩の紋章。「茄子」は鍵屋の辻の決闘で、いずれも仇討ちである。これはたぶん後世につくられたものであろう。
 いずれにしても江戸の庶民たちの行楽地であった。屋根より高い(当時は)駒込の富士塚に登れば御利益がある考えられていたようだ。

【富士山と猿の関係】
 富士山の登山口「馬返し」の鳥居の内側に二匹の拝んでいる猿の像があります。富士山では木花開耶姫(このはなさくやひめ)のまわりをたくさんの猿が囲んでいる絵札が作られています。これは猿が富士の神様のお使いだと信じられていたからだと言います。
 伝説によいると富士山の誕生して年が、紀元前360年の庚申の年だったからだと伝えられています。いずれにしても富士山の眷属(神の使者)は猿ということになるのでしょうか。そういえば日吉神社、日枝神社、山王神社の眷属も「猿」ですが、これらと何か関係があるのでしょうか? ご存じの方、どうぞ教えてください。

トップに戻る

下谷富士  東京都台東区下谷二丁目 小野照崎神社

樹齢300年近いケヤキ。日本各地にケヤキの大木があって国の天然記念物になっているなかではこの木が多い。

樹齢300年近いカヤ。通称カヤノキ。この実も灰汁があるが水にさらして灰汁抜きをすれば食べられる。また、実から油も採れた。

樹齢300年近いスダジイの木が数本、境内にあった。ドングリに似たスダジイの実はドングリのなかでは珍しくアクがなく、生でもそのまま食べることができる。いざというときのために神社に多いのか?

富士塚

富士山は信仰の山だと言われるが、日本人にとっては信仰よりもシンボルとしての意味合いが濃いように

思う。心の支えである。若山牧水は富士に心を惹かれ、ついには富士の見える場所に居を移した。

各地の「富士山」
 と呼ばれている山

【下谷富士】正式名称は下谷坂本富士という。
 現存する富士塚のうち、国の重要有形民俗文化財に指定されているのは、下谷坂本富士のほか、豊島長崎富士(高松富士、豊島区長崎の富士浅間神社)、江古田富士(練馬区小竹町の茅原浅間神社)、木曽呂の富士塚(埼玉県川口市東内野)だそうだ。
 現在、多くの富士塚が年に7月1日の御山開きの前後の数日しか立ち入ることはできないが、1900年代までは子どもの遊び場になっているところが多かった。庶民の信仰の山だったわけだから、誰でも自由に立ち入れたほうがいいと思うが、民俗文化財ともなると、そうもいかないのか。残念だ!!