いつものトレーニング場所の国府台緑地公園を歩き終わって、自転車を止めておいた場所まで戻って、ふと横を見ると数株のキンランが咲いていた。こうかたまってあると絶滅危惧U種らしくない。

【キンラン & ギンラン】
  珍しい花らしい。近年、薪などを必要としなくなって人がはいらなくなったせいで里山の雑木林が荒れたのと、花盗人たちの盗掘にあって絶滅の危機にひんしているらしい。そんな花が、千葉県市川市の国府台緑地に咲いていた。北海道をのぞく日本各地で見られた花だそうだ。
  ラン目ラン科キンラン属の多年草。ギンランも同じ仲間だそうだ。直径1センチ前後の黄色い花を房状につける。ギンランは白色だ。ランを育てている人には欲しい和蘭らしい。現在、環境庁の「絶滅危惧U類」にとりあげられている。ただしギンランは上げられていない。白いから目立たなくて盗掘されないからだろうか。
  キンランは盗掘して持ち帰っても育たないといわれる。その理由は、共生する菌が樹木の根に外菌根を形成し、共生している菌であるからといわれている。それでも盗掘は後をたたない。開花期は4月から6月。

なんでもない里山の、なんでもない道ばたにひっそりと一輪、咲く花。最初に目にはいってきたのがキンランだった。次に目にとまったのがギンラン。道をはさんで両側に、ふたつの花はならんでありました。

キンラン

ギンラン

里山の雑木林にひっそりと咲くプリンセス & プリンス

  こうも、あっけらかんと咲いていると黄水仙かしら? ぐらいで通り過ぎてしまう。よほど草花に詳しい人でなければ持ち去ることはないだろう。そんな気がした。なぜか、ホッとした。

120502 キンラン

「水と緑の回廊」と名づけられた国府台(こうのだい)緑地公園のなかの雑木林に何株ものキンランが咲いていました。ふだん人が足を踏み入れない場所なのでここまで育ったのでしょう。半日蔭に咲く黄色いキンランは稟(りん)として素晴らしい姿をしていました。

撮影:2013年4月28日

撮影:2013年4月22日
昨年刈られた空き地にキンランが咲きました。心配しなくてもよかったみたいです。

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キンランの咲く場所の2回目の草刈りが終わった。さて、来年は? 誰だ、鬼が笑うっていうのは。

花は3つ咲いていたが、種が出来たのはひとつだけだ。もちろん、この莢の中に無数の種がはいっているのだろうが………。

撮影:2012年8月16日

120502 ギンラン