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  およそ花らしくない形をしていると思いませんか。虫たちがあつまるのは、この葉ビラの先端部分です。厚みのある花びらの先端部には密を出すところがあるのでしょうか。だとしたら花のなかでは進化したものです。

  ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木および高木。雌雄異株とも雌雄同株ともいわれているが、いまの時点では雌雄同株のほうが有力。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。自然のものは紅葉がきれいだし、赤い実がとても目立つ。
  材質がとてもしなやかで、よくたわむことから古来のより弓につかわれていたのでマユミの名で呼ばれるようになった。楮(コウゾ)和紙がつくられるまでは、この木からつくった和紙が高級和紙として使われていた。

マ ユ ミ

真弓と書く。檀とも檀弓、とも書く。ニシキギ科ニシキギ属の木。むかしはこの木の枝から弓をつくった。小さな白い十字の花が咲く。