貝塚山の西側の斜面に縦に点々と群生地をつくりなかがら自生範囲を拡大していっているように見うけられます。
 早春に葉を伸ばし、花を咲かせて、夏のあいだじゅう葉をしげらせて地下の球根に栄養分を蓄えて秋から冬を越すこのような植物をスプリング・エフェメラルと呼ぶそうです 。 直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」 といった意味から 「春の妖精」と呼ばれているそうです。
 おなじ仲間にカタクリがありますが、アマナも球根は食べられるそうです。クワイのような食感だそうです。

 2015年のアマナは一昨年よりふえているように感じました。
  それというのも、昨年はタイミングを失して見ることができなかったせいもあるでしょうが、2年ぶりに見たアマナの自生範囲が貝塚山の西斜面に、縦に帯状に広がっているように思えました。
 今年にアマナの開花時期は一昨年よりも少し早いように見うけられます。桜の開花も平年より早かったところをみると花全体に早かったのかもしれません。
 

2012年4月4日(水)
am10:45

咲き終わると小さな果実になります。

花が咲き終わり茶色に変色してすぼんでいました。

撮影:2015年4月2日

撮影:2015年4月2日

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撮影:2015年3月30日

撮影:2015年3月26日

撮影:2015年3月23日

2015年のアマナは・・・・・・

【アマナと呼ばれる山菜】

別名ウルイとも呼ぶオオバギボウシ、ヤブカンゾウを地方によってはアマナというところがある。いずれも山菜として食べられる。ほかにもツリガネニンジンをアマナと呼ぶ地方もある。

ほとんど眠っているかのような花だ。薄紫色の縦模様があるが、開花すれば白一色にしか見えない。

大海原に浮かぶ船と形容したらいいのだろうか。周囲は新興住宅地。家並みのなかにポッカリとあるのがこの小さな山(丘)。

矢切の渡しからほど近いところに、取り残されたような丘がある。ここがアマナの群生地。

am10:30

am9:30

ひっそり静かに咲く アマナ

  アマナは甘菜と書く。別名ムギクワイとも呼ぶ。単子葉植物ユリ科アマナ属の多年草。早春に白い花を咲かせる小さな草花である。
  丈はせいぜい15cmから大きくても20cmほど。カタクリと同じころに咲くが、白い花なのでそれほど脚光を浴びることはない。根茎もカタクリのほうは澱粉を採るので知られるが、アマナから澱粉ではなく根茎そのものを食べることができる。ユリ根のような根茎をしている。
  好みもあるだろうが、ひっそりと咲く花は可憐だ。昼間のほんの短時間しか開かないので、全開のタイミングを逸すると、そこにあることすら知られないことが多い。
  この仲間には世界2種類あるが、どちらも日本にある。もう一種類はヒロハノアマナで、アマナより葉が幅広でずんぐり感がある。
  このほかに、チシマアマナ、ホソバアマナ(チシマアマナ属)やキバナノアマナ、ヒメアマナ(キバナノアマナ属)など、アマナの名をもつ植物がいくつかあるが、いずれも別の仲間。多くは1本の花茎に複数の花をつける。
  背丈の高い草地には生えないため、実際には春先に草刈りや野焼きの行われるような、里山的環境に見られることが多い。かつては手入れの行き届いた水田の畦や河川の堤防などでも見られたが、最近ではほとんど見かけられなくなった。小さな花だけに環境の変化に左右されやすい。そういう面では貴重な植物といえるかもしれない。

  およそ早春に咲く花でこれほど目立たない花を私は知らない。朝早くても夕方近くに歩いていても見ることはできない。昼間、ほんの数時間だけ、ここにいるぞと花を咲かせる。

撮影:2015年3月23日

2012年4月17日(火)に見に行ったら、すでに花の時期は終わっていた。郊外学習の小学生たちの足下に葉だけが残っていた。ほとんどの人たちが気づかないで通り過ぎていく。残念なような、それでいいような、複雑な気持ちだった。

am9:30

am6:30