2011年 3月 11日 午後 2時46分
    三陸沖を震源として
 マグニチュード9.0
の地震が発生

bP

死者、行方不明者合わせ2万7689人に 10日午後3時現在 警察庁
                                                                      産経新聞 4月10日(日)16時42分配信

 警察庁によると、10日午後3時現在、警察が確認した死者は12都道県で1万2998人、行方不明者は1万4691人で、計2万7689人になった。負傷者は4683人。
 宮城県北部と中部で7日夜、震度6強を観測した余震被害も含まれている。
 都道県別の死者数は、北海道1人▽青森3人▽岩手3796人▽宮城7929人▽山形2人▽福島1211人▽東京7人▽茨城22人▽栃木4人▽群馬1人▽千葉18人▽神奈川4人。
 避難所は18都道県で2357カ所に設置され、15万1179人が避難している。全壊建物は9都県で4万8726戸となっている。

マグニチュード9・0に再修正 世界4番目の規模 気象庁     2011.3.13 12:21 (1/2ページ)

 11日午後2時46分ごろ発生した、東日本大震災で、気象庁は13日午後0時55分ごろ、地震の規模を示すマグニチュード(M)を8・8から9・0に上方修正すると発表した。昭和35年のチリ地震(M9・5)、39年のアラスカ地震(M9・2)、平成16年のインドネシア・スマトラ沖地震(M9・1)に次いで、観測史上世界4番目の規模となる。
 同庁によると、震源域の破壊の進行の様子を調べたところ、通常より複雑な形で3つの巨大な破壊が連続して発生していることが分かったという。当初同庁は1番目の波形に注目して解析。M8・8と発表したが、専門家などからの指摘を受けて、やや南方で発生したと思われる2、3回目の波形と総合的に再解析した結果、9・0となることが分かったという。
 同庁の横田崇・地震予知情報課長は会見で、「このような複雑な形で地震が起こることは世界的にもまれで、われわれは初めて」とし、「詳しい断層の割れ方などはこれから解析する。今後は過去の事例だけでなく、さまざまな場合を想定して供えることが重要になると思う」と話した。
 このような大地震では余震発生領域も広く、震源地から長さ500キロ、幅200キロの範囲で大きな余震が発生する恐れがある。M7以上の余震が発生する推定確率(13日午前9時現在)は、16日午前10時までが70%、その後3日以内が50%となっている。同庁は「日本の観測史上、今回の地震活動は極めて活発。余震や津波に引き続き十分警戒してほしい」としている。


目次へ戻る

3月18日へ続く

原発事故、見えぬ収束=被災全容分からず、遠い復興―
                              東日本大震災、11日で1カ月

                           時事通信4月10日(日)15時52分配信

 国内観測史上最大のマグニチュード(M)9.0を記録した東日本大震災から11日で1カ月。甚大な被害を受けた福島第1原発は、放射性物質を放出し危機的状況が続くが、収束のめどは立っていない。大津波や地震による死者・行方不明者は、10日の集計で2万7621人(警察庁まとめ)。被災地では捜索が続いており、数はさらに増える見通しだ。避難者数は依然15万人を超える。被害の全容もいまだ把握できておらず、復興までの道のりは遠い。
 政府は、緊急度の高い被災者向けの仮設住宅建設やがれきの撤去、ライフラインの復旧に当てるため、まず4兆円規模の第1次補正予算案を組む方針だ。
 福島第1原発は、電源がストップして冷却機能が失われ、圧力容器内の核燃料棒が損傷。1、3号機の原子炉建屋が水素爆発を起こし、2号機は原子炉格納容器が一部損傷したとみられる。4号機は使用済み核燃料プールが冷却機能を失って水素爆発を起こし、原子炉建屋が損傷した。原子炉を安定させ、放射能汚染の広がりを防ぐには冷却機能の回復が必須。仮設ポンプによる注水でしのいでいるが、周辺施設や海に放射能汚染水を流出させており、復旧作業を阻んでいる。
 政府は収束の見通しについて「いつごろまでにと責任を持って言える段階にない」(枝野幸男官房長官)としており、綱渡りの状況が続く。第1原発周辺の避難指示圏内にある福島県双葉郡の8町村は行政機能自体を県内外に移した。
 警察庁の集計では、大震災で全壊した建物は東北を中心に9都県で計4万8734戸。しかし、岩手、宮城、福島3県の多くの自治体はいまだに被害状況を調査中。特に福島県の避難指示圏内では手つかずの状態で、不明者の捜索も難航しており、被害の全容把握は難しい状況だ。