←この写真の中に何羽のアトリがいるかわかりますか? 体色はこのような場所にいても目立たないようになっています。

アトリ
  日本には冬鳥として秋にシベリア方面から飛来します。私は見たことはありませんが、聞くところによれば日本海側の山形県や新潟県あるいは富山県などに日本海を渡って飛来するときは数万羽の群をなしてくるようすは壮絶だそうです。陸地に到達すると、そこから小集団をなして各地に分散していきます。
  矢切周辺には10羽から20羽前後の小さな群をつくってやって来ます。食性は雑食性で昆虫類から節足動物や植物の種などを食べます。そんことから穀物を食べる害鳥として扱われていました。
  かすみ網が禁止されるまえはツグミとならんでよく捕獲され焼き鳥として人気があったそうです。群をなして飛ぶので、それこそ一網打尽にされたことでしょう。

タゲリ 

 ルリビタキのメスがいきなり地上に飛び降りてきた。と、なんだか細長い物をくわえた。くねくねとはねる。カメラのレンズを通して見たら、ミミズだった。長さは自分の体長とほぼ同じ。そんなミミズを瞬く間に飲み込んだ。
「これで今日一日、なにも食わなくてもいいね」と一緒に見ていた人が隣でつぶやいた。そういえば、どのくらいの胃袋かわからないが、このミミズが入ったとしたら、さぞふくらんだことだろう。いくら消化スピードが速いといっても、すぐには消化できないだろうと思った。
 大きさはスズメとほぼ同じくらいで体長は14pほど。植生は雑食性でミミズなどのほか、昆虫類、節足動物、果実などを食べる。群はつくらず単独で行動をする。

ルリビタキ
  写真左はオスのルリニタキ。ブルーの体色が特徴。矢切周辺には冬になるとやって来る。普段は高い山で過ごしているのだろう。
  ふだんは単独で行動していて6月から8月ごろになるとオスとメスはペアになり林間の地上にお椀型の巣をつくり5〜6個の卵を産むといわれています。このころは縄張りをつくるそうです。
 写真下はメスのルリビタキです。体全体の色は見たとおりだが、尻尾の部分がブルーのところが特徴。

幼鳥もメスと似た色をしていて3年前後でオスはブルーが濃くなってくるそうです。

アトリ

←後ろから見たときの尾羽がブルーなのがメスの特徴。

矢切で見かける冬の鳥たち

矢切は鳥たちの休憩地のようだ。いろいろは冬鳥たいがやってきて翼を休める。毎年、決まって飛来する鳥もいるが、その年によってやって来る鳥もいる。

ジョウビタキ
  体長はスズメほどでそれより少し小さいていどです。日本でも北海道や長野県で繁殖が確認されていますが、大半は冬になるとシベリアや中国東北部から日本にやって来ます。写真に写っているのはメスですがこの冬(2016年〜2017年)はまだオスには出会っていません。
  オスは頭のてっぺんが白く、目のまわりが黒く見えます。それに比べてメスのほうは全体にソフトな色でルリビタキのメスと見まちがううことがしばしばあります。
  食性は昆虫類やクモ類などですが、冬場は赤い実を鈴なりにつけるピラカンサなどもよく食べます。繁殖期以外はオスもメスも単独生活をしています。したがって、メスを見かけたからといって近くにオスがいるとはかぎりません。

ジョウビタキ メス

ルリビタキ メス

タゲリ
  数10羽づつ群をなして矢切にやって来る。頭に冠羽(かんう)と呼ばれるアンテナのような羽毛を持ち、飛び立つと翼の下の白が青空に映えることから鳥屋さんちに人気がある。
  おしむらくは飛ぶ姿が撮りたくて鳥屋さんのなかには、翼を休めている群を近づいて飛び立たせようとする人がいることだ。そのせいで群は一カ所に定住しなくなってしまう。
  通常は2月初旬ごろまでいるが、1月の終わりには姿を見せなくなっている。来年もはたして飛来するだろうか?

<工事中>

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ルリビタキ オス