小塚山の外側では
  小塚山の外側(東側)では連日のようにオオタカの写真を撮ろうと20人近いカメラマンたちが超望遠レンズを森に向けて待っている。そのカメラマンたちを取り巻くように近所の人たちが散歩の途中オオタカの森を見ながら話をする。小塚山の森を取り巻く住宅の人たちにとってもオオタカの成長は楽しみなのだ。外環状道路が完成したらフェンスが取り払われ森への出入りが自由になる。そうしたらカメラマンたちが森に入り、オオタカが巣作りをしなくなるのではないかと住民たちはいまから心配している。

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7月8日
  5時45分。巣にはいない。右の林でピーッピーッと2声鳴く。49分、50分、53分と連続して鳴く。2羽がたがいに鳴きあっているようだ。
 6時5分。右の林から正面に飛んでくる。落葉樹の枝に止まった。2羽で行動をともにしている。巣にはいちども入らない。

7月4日
  6時20分。雛、巣から離れ正面のサワラの枝で餌をもらって食べている。35分には食べ終わって巣に戻る。親鳥が左の林で鳴いた。
 7時15分。雛、巣の右5メートルほど離れたサワラの枝に止まっている。ピーッピーッと2声鳴く。よく見ると右足が悪いようだ。枝をしっかりとつかんでいない(上の写真)。

6月6日
  6時10分。親が巣に入った。餌を運んできたのだろうか? 雛が顔をのぞかせる。2羽は頭が見えるので確認できるが、左側の木の枝の陰にくちばしらしいものが見える。ということは雛の数は3羽ということか?
  雛の鳴き声は100メートルほど離れたここまではまだ聞こえてこない。体の色もまだ産毛状態で白い。このころがもっとも危険だ。カラスに襲われることもあるので、親鳥は必ず近くの木の枝に止まって雛を見まもっている。

6月30日
  6時40分。雛、巣の左の枝へ飛び移る。すぐに左の枝から巣に飛び移る。何度もその動作を繰り返して遊んでいる。まもなく巣離れをするために、こうした練習を繰り返しているのだろう。
 7時20分。親鳥、巣にやって来てすぐに飛び去る。餌を運んできたのだ。すぐに左の枝から雛が巣に飛び込み、餌を食い始める。もう親が小さくちぎって与えなくても自分で食えるようになったのだ。
  かなり大きな肉片をちぎって食っている。かなり大きな鳥を運んできたのだろう。たとえば鳩のような。1羽が食べているあいだ、もう1羽は巣の左の枝に止まって自分の番になるまで待っている。
  兄弟とても仲がいい。まだ白い産毛のころに3羽見えていたが、いつのまにか2羽しか見えない。1羽は死んだのか、襲われたのか。このころから見えなくなった。

6月24日
  6時10分。上の写真は前日の様子。巣の下2メートルほどのサワラの枝に親鳥が止まって雛たちを守っている。白っぽく見えるのが親鳥。
  そんな親鳥の心配をよそに、雛たちはしきりに羽ばたきの練習に余念がない。もうずいぶん大きくなっている。羽にまだ茶色が混じっているが、大きさは親鳥とそれほど変わらない。

6月21日
  5時50分。親鳥が左の方向から飛んできて巣にはいる。餌を運んできた。
  ピーッピーッピーッと雛が鳴いて餌をせがむ。親鳥が小さく引きちぎって雛に与える。しばらく餌を与えて親鳥は巣を離れる。その間、およそ30分ぐらいは雛に餌を与えていた。

 6時10分ごろ環境庁の腕章をつけた若い女性が右から左に向かって通り過ぎていった。

 6時50分。親鳥が巣に入ってすぐに飛び立つ。これは想像だが、食べ残した骨などを持ち去ったのではないだろうか。そうでないと巣の中が汚れる。

6月19日
  5時25分。2羽の雛がしきりに餌を食べている。巣の左端にいるもう1羽はじっと立っているが,胸のあたりの羽毛はすでに茶色みをおびている。12日の写真からわずか7日しか経っていない。
  上のシルエット写真は巣のそばで雛たちを見まもる親鳥。つねに警戒をおこたらない。

6月4日
  6時00分。ピーッピーッピーッ、左の林でしきりに鳴いている。これまでのケッケッケッという鳴き方とあきらかに違う。
  6時10分。左手前の林から親鳥が巣に入る。餌を運んで来たようだ。小さくくちばしで引きちぎってしきりに雛に与えている。雛の姿は見えない。

5月22日
  7時40分。1羽のオオタカが巣の左側の木の枝に止まって巣のほうに向かって3声鳴いた。そばに人がやって来たことを巣の中にいる抱卵中のオオタカに告げたのだろうか? およそ2〜3分後に飛び立って行った。

3月29日
 6時48分。オオタカがせわしなく飛び交う。巣に立ち寄り、すぐに右手の林のなかにあるサワラの木に飛び移る。もう1羽がやって来る。サワラの木の枝で2羽が鋭くケッケッケッと鳴き交わす。交尾が行われたのだろうか(左の写真)。
  7時20分。サワラの枝から出て近くの木の枝に止まり、しばらく休む。

3月15日
 7時5分。到着してすぐに鳴き声が聞こえる。近くにいる。姿は見えない。
 7時20分。飛んだ。左側の林で鳴いていたオオタカが巣に飛んで、入った。鋭い目でこちらを見る。巣をなおしているようだ。
 8時24分。右の林に飛んで鳴く。人がいるぞと警戒の声なのだろうか。
 ケッケッケッー! 鋭い声だ。

2016年3月8日
 7時20分。霧の中に一羽の大きな鳥の影がありました。しばらく動きません。たぶんオオタカでしょう。どうやら今年もこの森で子育てするようです。

  このフェンスの向こう、霧の中にかすかに見える数本のサワラの木がある。そこがオオタカの巣作りの場所だ。さあ、どんなふうに巣作りをするのだろう。しばらく観察してみよう。

撮影:2016年2月17日

矢切の渡しにほど近い小塚山公園でオオタカが子育てをしています。外環自動車道の工事中のために小塚山公園の一部が工事用フェンスで仕切られて立ち入り禁止になっているので人が立ち入れないの安心して巣作りをしているようです。もしフェンスがなければカメラマンたちが巣のそばまで近づき、とても子育てなどできないでしょう。

オオタカの子育て日記

7月20日
  6時30分。昨夜来の雨があがった。いつもより時間を遅らせて小塚山に到着。
  雛はあいかわらず鳴いているが、姿を見つけるのはきわめてむずかしくなった。木の上のほうに止まるようになったからだ。鳴き声をたよりに探すと木の葉のすきまに雛の茶色の体が見えた。もう写真に撮りずらくなった。

7月19日
  5時35分。ピーッピーッピーッと雛が鳴いている。2羽とも競い合うように鳴きあっている。鋭い表情をしている。このころから右に左に、木から木に飛びまわる。不思議なことに木にも木の枝にもぶつからない。鋭い目で木々をさけ枝をよける。100メートルちかく離れたところにやって来て止まった親鳥をめざとく見つけてその方向に飛ぶ。きわめて視力がいいのだろう。日々、雛は成長する。

7月16日
  5時25分。小塚山に近づくとピーッピーッピーッと雛の鳴き声が聞こえてくる。すぐそばの住宅地の人たちはさぞうるさいだろうと思う。5分おきに鳴く。ひどいときは1分おきに鳴く。
 6時10分。雛、正面の枝に飛んでくる。じゃまになるのか、止まった枝の小枝をくちばしでちぎって落とす。それから、やおら枝にふせって、こちらじっと見る。なんだか得意気に見えるのは、こちらの勝手な想像か? 
 もうこのころになると雛は森の中を右に左に自由自在に飛び回っている。こうした姿が見られるのはまれで、ほとんどが木の葉の隙間から見えるていど。巣離れは終わり、やがて巣立ちのときが近づいているのだろう。

7月11日
  6時20分。いつものとりヤッさん来る。手持ち超望遠レンズの若者、団扇の女来る。
 6時40分。正面の林で雛が鳴いていた2羽の雛が正面左の木の枝に飛んで来る。2羽は離れて止まる。よく見ると1羽は枝に首をはさんでいる(上の写真)。偶然そうなったのか? わざとなのか?いずれにしてもまだ無邪気さが残る。

6月12日
  5時20分。巣の2本右のサワラの木、2メートルほど下の枝に止まって親が雛を守っている。巣の中では餌を待つ雛が顔をのぞかせている。雛を守る親と餌を運ぶ親とそれぞれ役割を分担している。
 6時45分。餌を運んできた親はおよそ5分ほどで巣を離れ、飛び去る。餌は小さな鳥だったのだろうか。ごく短い立ち寄りだった。

6月9日
  10時15分。このころから親の餌を運ぶ回数が多くなった。真っ白だった雛もしだいに色づいてきた。運んできた餌は、相変わらず細かくちぎって雛に与えている。耳を澄ますと雛の鳴き声が聞こえるようになってきた。
 ピーピーピーと、まだかすかな声だ。この時点では雛は3羽だと確認できた。

5月29日
  5時50分。画面の右端に見えるのが巣。その左下あたりのサワラの枝にじっと親鳥が止まっている。卵が孵ったのだろうか? そこで親鳥は巣から離れたところに止まって様子を見ているのだろうか?

5月16日
  6時58分。1羽が左側から巣に飛んできた。さきほどまで抱卵していたのか、もう1羽が立ち上がって交代した。このように交互に卵を温めるようだ。さきほどまで抱卵していたオオタカは、この後すぐに飛び立って行った。
 巣の大きさは直径1メートルあまり。深さは親鳥が抱卵のためにしゃがむと5月1日の写真のようにカメラの位置からは見えない。

5月1日
 6時25分。到着。姿は見えず。
 7時03分。右の林でケッケッと2声鳴く。画面奥から飛んできて巣に止まり、すぐに飛び立って左の林でケッケッケッと3声鳴く。この間、わずか3分あまり。
 7時08分。左の林で10声ほど連続して鳴く。
 7時16分。正面の林で5声鳴く。
 7時20分。正面の林で5〜6声鳴く。
 7時26分。正面で5〜6声鳴く。
 巣にはオオタカの姿は見えず。木の枝が徐々に緑をおびてきた。
 このころからケッケッという鳴き方が警戒の声ではないかと思えるようになった。オオタカは抱卵している。だから人の姿を見て警戒をしているのではないだろうか。

4月15日
 8時30分。到着。姿も見えず、鳴き声もせず。カメラをセットしてファインダーを覗くと、巣のなかに1羽のオオタカが止まっていた。
  しばらく巣の縁に止まったまま動かない。メスが卵を産んだのだろうか? 卵を抱くメスのために餌を運んできたのだろうか。このころから、こうした光景がしばしば見られるようになる。

3月17日
 7時17分。手前から飛んで左のサワラの枝に止まる。鋭い目で周辺を見まわす。
  止まっている姿をよく見ると左足がしっかりと枝をつかんでいない。足が悪いのだろうか? もしそうだとしたら、はたして巣作りができるのだろうか? 無事に子育てができるのだろうか?