ツグミの語源

○春、暖かくなると啼かなくなるから、「口をつむ
 ぐ」が転化した。

○よく地上で見かけるので、しゃがむの方言「つぐ
 む」が転化した。

1月15日、雪が降った翌日。とまどったツグミが雪の原に一羽ぽつんとたたずんでいました。

2013年1月2日、取り残した柿を食べるツグミ。

1月20日、雪が溶けた原でさっそくツグミはペアを見つけた。これから北へ帰るのに寂しくなんかない。

【ツグミ】スズメ目ツグミ科ツグミ属ツグミ。
 多くのツグミは渡りをする。シベリア方面から津軽海峡を越えて日本列島にやって来る。津軽地方では子どもたちを風呂にはいらせるために「雁風呂(かりぶろ)」の話を語って聞かせるたという。雁はシベリア方面から海を越えて飛んで来るとき、小さな木の枝を口にくわえたり、足でつかんだりして飛んで来るという。
 海の上で疲れたらその木を海上に浮かべ、止まって休むのだという。津軽の浜につくと、枝を海辺に落とし、春になって北国へ帰るときにまた拾うのだそうだ。ところが、拾われなかった枝が何本も残る。寿命が尽きて死んだか、鉄砲で撃たれたか、敵に襲われて亡くなったかして帰れなかった鳥たちの木の枝だ。
 津軽地方の人たちは、春の一日、浜に出てこの木の枝を使って風呂をたいてはいり、亡くなった雁たちの供養をするという。
 ツグミも雁たちと同じように海を越えてシベリア方面に帰る。やはり木の枝をくわえて飛んで来るのだろうか。
 日本にやって来たツグミたちは、旺盛な食欲で果物や虫や昆虫、ミミズなど手あたりしだいに食べる。北へ帰るために体力をつけなければならないからだ。そんな忙しいさなかでも恋をする。北国に帰るのに、寂しくないように………。

トップへ戻る

ツ グ ミ

芝生の上をツッツッツーと足早に走っている鳥がいたら、よく目を凝らして見てご覧。いまごろの時期ならきっとツグミのはずです。もうすぐ北国へ帰っていくツグミたちは、恋に、体力を蓄えるのに必死のはずです。