いかにも警戒心が強そうなオス。

小さな鳥だがときに凛々しく見える。(メス)

オスはメスと違って色が鮮やか。いつも首を伸ばして餌を探している。

赤い実を見つけて木の上から飛び降りてきた。すばやくくわえると飛び去る。

ジョウビタキのオスは縄張り意識が強く、とても攻撃的です。ときどき、ガラス窓などに映った自分の姿に向かって突進していくことがあります。それにひきかえメスはおとなしく楚々としています。

【ジョウビタキ】スズメ目ツグミ科(あるいはヒタキ科)ジョウビタキ属
                           ジョウビタキ。

  全長14cm前後で、スズメよりやや小さい。オスとメスとは別の鳥のように違い、オスのほうが派手な色をしています。この小さな体で渡り鳥です。日本で見かけるようになるのは冬です。比較的、単独行動が多く、オスとメスとは別々にいることが多い。
 オスは縄張り意識が強く、自分の姿が映るガラスまどなどに攻撃をしかけてぶつかるとこがあります。それでいて警戒心はあまり強くなく、人が4〜5mのところ近づいても平気です。したがった民家の近くに生活の場をもつものがいます。とくにメスの場合その傾向が強いようです。
 食性は雑食性で昆虫類を捕食しますが木の実なども好んでたべます。特徴的なのはツバメと同じように飛びならが昆虫を捕まえて食べることができます。これはたぶん渡り鳥の特徴なのかも知れません。長い旅の途中に餌を捕るために与えられた特技なのでしょう。ジョウビタキにかぎらずヒタキの仲間は空中捕食が得意です。
 名前は鳴き声に由来しているようです。「ヒッヒ」あるいは「キッキ」と啼くほかに、「カッカ」「クック」などとも啼きます。これが火打ち石で火を灯すときに似ているからついたそうです。


【瀬戸内海地方に伝わる民話】
 むかし、スズメとモンツキドリは姉妹でした。母親が重い病気になったとき、スズメはお歯グロを塗っていましたが、すぐにやめて駆けつけたので死に目に会うことができました。
 ところがモンツキドリは、化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけていたので死に目にまに合いませんでした。怒った父親はモンツキドリに「もう、こんりんざいおまえには食べ物をやらない」と言いました。
 だから今でもモンツキドリ(ジョウビタキ)は、おじぎをしているのです。いっぽうスズメの口もとが黒いのは、途中で塗るのをやめたお歯グロのあとだとか・・・。

 ※ジョウビタキはその模様からモンツキドリと呼ぶ地方があります。
                         

ジョウビタキ

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