巣の中を覗き込んでいる。どの子にやろうかと考えているのだろうか。そのあと身をひるがえしてご覧のように器用に巣に飛び込んだ。

  ムクドリだって生きなければならない。生息環境が変わると都市に棲むようになる。鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題になり、各地で被害がでている。街路樹にムクドリの大群が発生し問題となっているが、鳴き声もさることながら糞公害もすごい。木の下に車でもとめていようものなら、ひと晩で黒い車も真っ白になってしまう。
  ある自治体でムクドリの鳴き声を録音して大きな音で流したところムクドリは去ったが、こんどは録音して流した音のほうが苦情の対象になったという笑い話もある。 どちらにしても共存の方法を考えるか、殲滅するしかない。

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【ムクドリ】 スズメ目ムクドリ科の鳥。嘴が黄色いといえば、成長しきっていない人のたとえに使われる言葉だが、ムクドリは嘴と足が黄色い。スズメより大きくハトよりは小さい。ちょうど中間ぐらいの大きさ。
  この写真ではカエルを捕まえてきて雛に与えようとしているが、本来は雑食性で秋から冬にかけては果物や木の実を餌にしているようだ。もちろん冬でも昆虫やミミズなどが捕れれば食べるが、雪が降って地上がおおわれると、下の写真のように木の実を食べる。
  それにしても鉄骨の穴に巣をつくってしまったムクドリは不幸だ。近ごろの気温は真夏なみに上がるからだ。ぐるりが鉄なので焼け死ぬのではないかと心配してしまう。大きなお世話か? ピーピーと中から雛たちの鳴き声が聞こえているから、いまのところは大丈夫のようだが。

ムクドリの愛    

子育てをするムクドリが餌を運んで来た。ほどよい大きさのカエルだった。やっぱり腹もちのいいタンパク質を与えたほうが育ちがいいのだろうか。カエルにとっては不幸かもしれないがムクドリの雛は幸せだった。